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R6.12月定例会はじまります!

2024年11月29日(金)~12月4日(水)まで、12月の南部町議会定例会が行われます。

今回の一般質問は12月3日(火)で、2人目のため11:00頃の予定です。(1人目が早くおわればもっと早まります。)

お時間許す方は、ぜひ傍聴においでください。(*´▽`*)

 

さて、今回の一般質問は2つとしました。

①壮年期死亡率減少を目指すがん対策の強化について

②若者の定住支援について

 

今回は、どちらも町民からの相談をもとに質問をしました。

①のがん対策では、

「八戸ではがんの抗がん剤治療のために買うウィッグや胸部補正具にも助成があるようだけど、南部町でもできないのかな…」

と相談を受けました。

調べてみると、確かに八戸市では費用の半額(上限30,000円)を補助しています。

八戸市がん患者へのウィッグおよび胸部補正具購入費用助成制度

 

南部町はR6年度~「健康増進計画」を更新していますが、そこではがん検診の受診率が大幅に減少傾向にあることが示されています。

青森県が「短命県」と言われるゆえんは、壮年期(40歳~64歳)の死亡率が高いからです。

身近な方にも、はたらき盛り・子育て盛りで無念に思いながら治療をしたり命を落としたりしていることを目の当たりにしています。

 

そして、②若者の定住支援では、地方に住む若者の困窮と住居の問題が、ますます進んできていると感じていることがあります。

きっかけは、地域住民からの

「南部町は郡内ではとても勢いのあるまちだけど、人口の減少率、とくに若者世代の減少率が高い。これでは、せっかく育った産業や県立高校もあるのに、衰退のスピードは早いと思うよ。」

と忠告を受けたことでした。

南部町は、八戸に隣接し、ベッドタウンや農村観光地として適した立地です。

そんな南部町の若者が困っていること、それは

「親から離れて住む家がない」

ということです。

正確に言えば、広くなくていいから、手ごろで、交通機関にもアクセスしやすい賃貸住宅が見つけられない、という相談をよく受けます。

友人の中には、「将来的には親の家で暮らすかもしれないので、今は賃貸を探している。でも空き家はほとんど築年数が古く改修費がたくさんかかってしまう。新しいアパートは高くて家賃を捻出できない(T_T)」

と悲痛な思いを語る方もいました。

 

また、南部町には「名久井農業高校全国募集」「外国人介護留学生」「人材サポートなんぶ協同組合」等、学業や仕事のために他県から若者が移住しています!

彼らは、町からのサポートがあるうちは住まいに困ることもそんんなにないのですが、いざ自立すると 

★知らない土地で家を探す

★家賃の支払い(+自動車の維持費・冬場の暖房費)

という2つのハードルをクリアして、定住が叶うのです。

けっこうしんどいですよね💦

子どもが生まれて、親との同居もいいかな、と思うようになったり、その時々で住まいの希望は変化していきます。

スタートとなる、

への切り替えを何とかサポートしたいと思っての質問です。

どうか1つでも、前向きな回答をいただけますように…

最後の原稿作りこみ、がんばります!