南部地区の2つの学童へ聞き取りに行ってきました(^^)/
南部町は今、令和5年度の学校統廃合が決定し、その準備のための委員会が町内3地区に設置されています。
議題の一つが、学童です。
・場所はどこにするか?
・学童までどうやって移動するか?
が主な論点ですが…
私が一番重視しているのは、「安全性」です。
過去に交通事故等の未遂はなかったのか?
その後どんな対策がとられているのか?
子どもの命を守るための学童ですから、安全は最低条件です。
安全性がクリアされたら、のびのびと外遊びできる場所、騒がしいのが苦手な子どものための予備教室など、
学校で1日がんばった子どもたちが、気持ちやエネルギーを発散できる場所づくりが大事だと思っています。
そこで、2021年12月27日、28日に、交通安全を中心に設備面の充足性などの実態を知るため、それぞれ向児童クラブを訪問し担当の先生に話を聞いてきました。
簡単に、報告します!まずは向児童クラブから。
~見学の総評と結論~
専用の園庭があり、いつでも外遊びできる環境は魅力です。
学校とは違う環境に身を置くことで、子どもたちは開放感に満たされながら宿題や遊びができることと思います。
しかし、統合後に県道バス停を使うのであれば、信号のない道路を横断することになり危険です。誰も見守る大人がいません。
より安全に児童を下校させるに、当面は現向小学校の校舎を学童として利用するのが最適と考えます。
それでは、改めて見学報告です^^
こちらの建物は、旧向保育所の園舎をそのまま使っているため、とにかく古い…(^^;
【移動】現在下校方法として検討されているコミュニティバスを想定すると、停留所(大向)から通うことになる。信号のない横断歩道を渡っていくため、かなり危険。現在の歩行順路でも、有刺鉄線でけがをした児童がいたとのこと。
【設備】トイレは洋式に改修されていてまだ使える。屋根の雨漏りがひどかったが、子どもたちが過ごすホールのみ修繕済み。
【外遊び】もともと30m×20mほどの小さな園庭。遊具は配置されたが、子どもだけで遊ぶには危険なため、保護者が一緒の時のみ使うよう指導しているとのこと。
学童の実施方法は地区によってさまざまです。
町内だけでも、空き教室利用、別施設に利用、学校敷地内別棟など、その地域にある資源で最適の方法が模索され行われています。
こどもを預ける保護者目線で、また教職経験者として、どんな学童の形がいいのか順にレポートは続きます!