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議員活動

南部地区の学童を見てきました②

学童見学その②です。

南部児童クラブの正面玄関。なんぶこども園に隣接しています。

R3.12.27に行ってきたなんぶ児童クラブの報告です。

写真を見て、

「ん?老人福祉センター??」と思ってしまいますが

玄関のドアの横にちゃんと表示があります(^^;

建物は旧南部町(なんぶまち)の老人福祉センターを利用しているため

設備は古いうえ、高齢者向けに作られたものとなっています。

~見学の総評と結論~

学童に行くまでの道のりは、交通量が多い国道4号の横断があります。今すぐにでも国道を横断しない場所に変更すべきです。

しかし、現時点で他に利用できる町有施設が思い当たりません。(T_T)

一昨年、南部小学校の見学をさせていただきましたが、

空き教室はなく、特別支援学級すら音楽準備室を転用している状況でした。(このことも、私は危惧しています。)

新規建設も望ましいですが、小学校本体も40年近くが経過しているため建て替えの時期です。

令和5年に向小学校と統合し、校舎は南部小を利用します。それまでに、児童の安全を守れる場所(現時点で該当なし)への変更を模索していきます。

それでは、以下詳細なレポートです。

【移動】小学校から学童までの道のりはおよそ800mありますが大変危険です。

国道4号を横断しなければならず、その後も歩道のない道路が続いています。昨年度、下校中の1年生と車が接触する事故がありました。子どもの命を守るためには、今すぐにでも場所の変更が必要です。

国道を渡るときは押しボタン式信号のついた横断歩道があります。秋の夕暮れ時はちょうど信号と西日が重なり、運転手から信号がまったく見えません。事故後、低学年が渡るときは学校の先生が付き添ってくださるようになりましたが、高学年の子どもたちも同様に危険です。

【設備】トイレは1か所、男女別でありますが、大便器、小便器とも使用不可の物が3基(3/7)ありました。洋式よりも和式の便器が多いのも、低学年の子どもには不便しているそうです。

ホールは26人(令和3年度登録数)には狭小です。宿題やクールダウンのため、別の和室を使うこともあるそうです。

クーラーが1台しかついておらず、網戸もないため、夏場は暑さ対策に苦労するとのことでした。

【外遊び】外遊びには、隣接するなんぶこども園の園庭を使っています。園児とは体格が違いすぎるため、こども園がが使っていないのを見計らって遊びにいくとのことです。体を目いっぱい動かしたい子にとっては、物足りないまま1日を終えているかもしれません。

以上、レポートでした。

向小学校と統合したら、南部児童クラブの利用児童は増加が予想されます。

「移動方法」や「専用の園庭がない」ことは放課後の子どもたちの場所としては適当ではありません。

地域の方のお知恵を借りて、良い場所が見つけられたらと考えています。

求む、アイデア。

作成者: aikudou

青森県三戸郡南部町(なんぶちょう)の町議会議員です。
1983年茨城県生まれ、千葉県育ち。
「大家族と自然の中で育児したい」という夢を叶えるため、2012年から連れの故郷『南部町』へ移住しました。
はじめは南部弁が聞き取れず四苦八苦(^^;
今では南部町の豊かなフルーツと雪景色に魅了され、「この素敵な町のファンをもっと増やしたい」と議員になることを決意。
高齢者施設「八幡のゆ」施設長、5児の母、移住議員の日常をレポートします。

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